
美容家・松田唯花さんは、『VOCE』『anan』などでの執筆経験を持つ美容ライターとしてキャリアを積み、現在は美容家として活動。
パーソナルカラーや骨格分析などの専門知識を活かし、これまでに延べ1,000人以上にメイクや美容法をレクチャーしてきました。サロン運営やオンラインサロン「美LABO」を通じて、美容の楽しさを発信しています。
今回は、そんな唯花さんのLuxe Glow連載第4回!
落ちにくいリップについてのお話です。読み応えたっぷりの内容なので、ぜひチェックしてみてください。
食事中にリップが落ちてしまって唇の色が気になったり、何度も塗り直す手間を感じている方、多いのではないでしょうか? 特に外食や会食の機会が多い方は、色持ちの良いリップを持っておきたいですよね。
今回は、私が実際に使ってみて「これは心強い!」と感じた、とっておきの6本をご紹介します。実用性と仕上がりの美しさを兼ね備えたアイテムを中心にピックアップしているので、リップ選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。
失敗しない、落ちにくいリップの選び方

※唯花さん提供画像
長時間のお出かけや食事をするとき、落ちにくいリップ選びが大切です。自分に合った一本を選ぶために、いくつかのポイントを押さえておきましょう。
リップの質感で選ぶ
落ちにくいリップを選ぶうえで、1番大切なのが質感です。リップには大きく分けて、ティントタイプ・マットタイプ・ツヤタイプ(バーム・グロス)に分類されます。
- ティントタイプ:唇に色素が定着するため、食事をしても色が残りやすく落ちにくい
- マットタイプ:密着力が高く、ドリンクカップやマスクに色移りしにくい
- ツヤタイプ:保湿力が高く唇をふっくら見せてくれる反面、油分が多いため色持ちはやや控えめ
しっかりとした発色を長時間キープしたい方は、ティントタイプやマットタイプがおすすめです。色持ち重視なのか、仕上がりや使い心地を重視したいのかで選ぶと失敗しにくくなります。
しかし最近ではリップの種類が豊富で、ティント効果のあるツヤ系リップも増えています。
色落ちしても綺麗に見えるカラーを選ぶ
どれだけ落ちにくいリップでも完全に色落ちを防ぐことは難しいため、色の落ち方まで考えてカラーを選ぶと失敗しづらいです。
例えば、濃すぎるカラーや蛍光感の強い色は、部分的に落ちたときにムラが目立ちやすくなってしまいます。
一方で、肌馴染みの良いレッドやコーラル、ローズ系カラーは、発色が薄くなっても血色感としてほんのりと残りやすく、自然な仕上がりをキープできます。
くすみを味方につける
落ちにくさだけでなく、自分のパーソナルカラーに合った色を選ぶことも重要なポイントです。特に食事後は色落ちが避けられないため、色が薄くなった状態でも顔色が悪く見えないカラーを選びましょう。
イエベの方はコーラル系やオレンジ系、ウォームブラウンなどが馴染みやすく、ブルベの方はローズ系やピンク系、プラムカラーなどが肌の透明感を引き立てます。
さらに、自分のパーソナルカラーに合ったくすみカラーを選ぶことで、大人っぽさやこなれ感を演出できます。逆に似合わないくすみカラーを選んでしまうと、血色が悪く見えてしまうこともあるため注意が必要です。
落ちにくいリップをさらに長持ちさせるコツ

※唯花さん提供画像
落ちにくいリップを選んでも、使い方次第で色持ちは大きく変わります。少しだけ工夫することで食事後の仕上がりに差が出るため、ぜひ意識してみてください。
塗る前に保湿をする
唇が乾燥していたり古い角質が残っていたりすると、リップが均一に密着せず、色ムラやヨレの原因になります。事前にリップクリームでしっかりと保湿し、余分な油分をティッシュで軽くオフしてから塗るのがおすすめです。
さらに週に1〜2回ほど角質ケアを取り入れることで、なめらかな唇を保つことができます。土台を整えるだけで、同じリップでも仕上がりの美しさと持ちが大きく変わるので試してみてくださいね。
ティッシュオフと重ね塗りで密着力アップ
さらに色持ちを高めたい場合は、重ね塗りがおすすめです。
まずリップを薄く塗り、軽くティッシュで押さえて余分な油分をオフします。その後、もう一度同じリップを重ねることで色がしっかりと定着し、落ちにくさがアップします。
ドリンクカップやマスクに色移りしにくくなるだけでなく、食事後も綺麗な状態をキープしやすくなります。この塗り方はティントタイプやマットタイプのリップにおすすめです。
シーンに合わせてリップを使い分け&組み合わせ
一日中同じリップを使うのではなく、シーンに合わせて使い分けたり、組み合わせたりするのもおすすめ。
例えば、ランチやディナーなど食事の予定がある日はティントタイプやマットタイプ。ショッピングや軽くカフェに行く程度の外出のときは、メイクに軽やかさが出るツヤ系リップを選びましょう。そのとき、ベースにティントタイプを仕込み、その上からツヤ系リップを重ねることで、色持ちとツヤ感の両方を叶えることも可能です。
その日の予定に合わせて使い分け、組み合わせることで、より落ちづらいリップメイクが完成します!
【徹底レビュー】落ちにくいリップ6選

※唯花さん提供画像
ここからは、私が実際に愛用している色落ちしにくい優秀リップをご紹介します。リップは質感やカラーによって仕上がりの印象が大きく変わるため、自分の好みやシーンに合わせて選ぶことが大切です。
それぞれの特徴を比較しながら、自分にぴったりの一本を見つけてみてくださいね。
rom&nd デュイフル ウォーターティント 12 canyon

韓国コスメの中でも長く人気のある、ロムアンドのティントリップ。水のように軽いテクスチャーで、唇にスッと馴染みながら自然なツヤ感が出ます。透明感がありながらも、ティント特有の色もちの良さがあり、お直しの回数がぐんと減るはずです。
シアーな発色のため、しっかり色を出したいときは重ね塗りがおすすめです。また、乾燥していると色ムラが出やすいため、事前に唇を整えておくとよりきれいに仕上がります。
12番は深みのあるヌーディーブラウンで、イエベさんにおすすめのカラー。肌馴染みが良く、抜け感のある大人っぽい印象に仕上がります。ナチュラルメイクの日や、すっぴんの日でも、ちょうどいい血色感をプラスできる万能リップ。軽い仕上がりのリップが好きな方にぴったりです。
rom&nd ゼロベルベットティント #11 Flare

ふんわりとしたマット質感が特徴のベルベットティント。軽やかな付け心地で唇にぴったり密着するため色移りしにくく、食事後も比較的きれいに色が残るリップです。高発色かつ、ふんわりとした質感のまま色が残るので、ポーチに1本入れておくと長時間のお出かけでも安心できます。
一方でマット特有の乾燥を感じやすいため、乾燥が気になる方はリップクリームで唇を整えたあとに重ねることで、しっとり使えます。
#11 Flareは高発色な深いレッドなので、塗りすぎ注意です。唇の上にぽんぽんと点置きしてから指やブラシで伸ばすと、綺麗なグラデーションが完成します。
しっかりした発色と落ちにくさを重視したい方や、マスクやドリンクカップへの色移りを防ぎたい方におすすめです。
&nd by rom&nd グラッシーボムティント BE01 ヌーディヌード

ローソンで手軽に手に入る「アンロム」こと、アンドバイロムアンド!
ミニサイズなので、小さめのバッグやポケットにもすっぽり収まり、外出用として愛用しています。ポーチを忘れたときでも、コンビニで買えるのは嬉しいですよね。
ツヤ感と色持ちを両立した、グロッシータイプのティントリップです。ツヤ系でありながらベタつきにくく、ティントなのに時間が経っても重たくなりにくいところがお気に入り。
塗ってからすぐに唇と擦り合わせず数秒待つと、濡れたようなツヤ感をキープできます。
BE01は落ち着きのあるベージュ系の粘膜カラーで、ナチュラルに顔色を良く見せたいときに使いたくなります。イエベの肌に馴染み、オフィスメイクや日常使いにも取り入れやすい万能カラーです。
GIVENCHY ローズ・パーフェクト・シャイン No.335 ディープ・レッド

自然由来成分で作られているため、スキンケア機能を持ちながらも驚くほど高発色。時間がたってもふっくらとした状態をキープしてくれて、乾燥する季節に重宝しています。「落ちづらいリップは乾燥する」と思っていましたが、そんな考えを覆してくれるリップです。
ティントタイプやマットタイプほどの強い色残りはありませんが、潤いをキープしながらほんのり色が残るため、ちょうどよい自然な血色感をキープしてくれます。
335番は、大人の余裕を感じさせる深いレッド。ディナーや気合いを入れたメイクの日に使いたくなるカラーです。
(※取り扱いは店舗により異なります)
セザンヌ ウォータリーティントリップ 05 プラムレッド

水のように軽やかなテクスチャーでみずみずしいツヤ感が出る、人気のウォータリーティントリップ。自然な血色感を演出してくれます。
ツヤ系でありながらもティント処方により色持ちが良く、食事後でもほんのりと色味が残ります。660円とセザンヌならではのコスパの良さも魅力的。
05 プラムレッドは、ほんのり青みを感じる落ち着いたレッドカラー。ブルベにおすすめのカラーですが、イエベの肌にも馴染みやすく、上品な印象に仕上げてくれます。ツヤタイプなので派手すぎず、日常使いしやすいカラーです。
コスパ重視で落ちにくいリップを探している方や、ナチュラルに血色感をキープしたい方におすすめです。
ジルスチュアート タイムレスグロウ ルージュティント 06

果実をかじったような、みずみずしいツヤが特徴のルージュティント。しっかり色づきつつも、シャボン玉のようなツヤ感を兼ね備えた発色で、ティント特有のパキッとした発色が苦手な方でもナチュラルに楽しめます。
さらにティントながらも軽やかなテクスチャーで、唇にフィットしてくれます。
06番は、フェミニンさと落ち着きを兼ね備えた深みのあるローズ系カラー。顔全体を柔らかく上品な印象に導いてくれます。大人っぽいメイクの日や、特別な日に使いたくなります。
※リップの画像はすべて松田唯花さんご本人による提供です。
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落ちにくいリップで美しさを長時間キープ

※唯花さん提供画像
唇の色は、顔全体の印象を左右します。ふと鏡を見た瞬間に、唇に綺麗な色が残っていると嬉しくなりますよね。こまめに塗り直す手間を省くためには、落ちにくいリップ選びが大切です。
リップひとつでメイクの印象は大きく変わるからこそ、今回紹介したポイントやアイテムを参考に、自分にぴったりの落ちにくいリップを見つけてくださいね!

松田唯花-まつだゆいか
現・美容家。美容ライターとしてVOCEやananで執筆をした。日本メイクアップ技術検定1級、CSCA認定16タイプ・パーソナルカラーアナリスト、CSCA認定骨格分析パーソナルスタイリスト、顔タイプ診断、スキンケアアドバイザー、ハリウッドブロウリフト、公認フェムテックマイスターTMなどの美容資格を所有。
自身のサロンやイベントを通じ、これまで述べ1000人以上にメイクや美容法をレクチャー。テレビや美容誌、WEBメディアに多数出演。2024年3月にオンラインサロン「美LABO」をオープンした。

